静岡県内の各市町では高校３年生まで入院・通院についての医療費が助成されていますが、
自己負担の有無は市町単位で変わるため、「どこに住むのか」によって、子どもの医療費負担が変わってきます。

※静岡県の市町ごとの助成状況の詳細はこちら。(2023/4/1現在)

県西部の市町はどんな状況でしょうか？
２０２３年４月１日現在。
各市町とも、原則　健康保険適用の医療費についての自己負担額です。
〇　浜松市
☆　高校３年まで　・・・入院無料、通院毎回５００円を負担、入院食助成なし。
　　※就学児の時間外通院診療は助成対象外
　　※１歳未満の通院は自己負担なし(時間外は５００円)

〇　湖西市、磐田市、御前崎市
☆　高校３年まで　・・・入院、通院とも無料、入院食助成あり。

〇　菊川市
☆　高校３年まで　・・・入院無料、通院４回まで５００円負担、入院食助成あり。

〇　袋井市、掛川市、森町
☆　６歳まで　・・・通院は無料
☆　小・中・高生・・・入院無料、通院４回まで５００円負担、入院食助成なし。

通院については月４回（２０００円）までの制限がかかっている市と、毎回５００円を支払う市があります。
入院は全ての市町が無料であっても、入院時の食費の助成が有る市と無い市があります。

西部地方では湖西市、磐田市、御前崎市の子どもの医療費助成が一番いいようです。

こうした医療費の助成は助かりますが、しかし保育施設の充実もどんどん進めてもらいたいものです。

子育て支援は、費用を減らすだけでなく、保育施設への待機児童を減らすことで、親の働く機会が増え、家計の収入増につながります。