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アメリカの雇用状況

米国労働省が2024年4月5日に発表した2024年3月のアメリカの失業率は前月より0.1ポイント改善の3.8%。1年前よりも0.3ポイント悪化。
※FRBは長期的に落ち着く失業率は4.0%と見ていますので、3月はこれを下回っています。

3月の雇用増加は前月比+30.3万人の増加となりました。

リーマンショックからの回復を示す2010年1月~2020年2月までの10年間に2283万人の雇用が増加しましたが、コロナショックは3月、4月の2か月間で2189万人もの雇用を失わせました
一方で、2020年5月から2024年3月迄の46か月間の雇用増加は2771万人となり、コロナショックによる2か月間の失業者数を582万人上回っています

3月の時間当たりの前年比賃金上昇率は+4.1%(前月比-0.2)となりました。(尚、望ましい水準は3%程度とされています)

正規雇用を望みながらパート就業する人も含めた"広義の失業率"は、前年比0.6ポイント悪化、前月と変わらず7.3%。(A-15)

一方でFRBが物価の目安として注目する2月の個人消費支出(PCE)価格指数の総合:前年比物価上昇率は+2.5%(前月比+0.1)、そして特に重視されるコア(食品、エネルギーを除く)はグラフのとおり+2.8%(前月比-0.1)。

★アメリカの雇用は完全雇用状態になっている可能性が高く、雇用環境は引き締まった一方で、物価上昇率、賃金上昇率は鈍化しています。

雇用環境がそれほど悪化することもなさそうで、アメリカの景気については悪化せず軟着陸する、との見方が出ています。

◆2019年7月10年半ぶりの利下げをし、年内に計3回で0.75%の利下げをしました。
そして2020年3月に新型ウイルスによる景気後退から計2回1.5%の利下げしたことで、合計2.25%の利下げとなり、政策金利は2015年12月以来の0%程度となりました。

しかし物価高騰の状況からFRBは2022年3月に+0.25%の利上げを開始した以降、年内に計7回+4.25%の利上げをし、更に2023年は2月~7月で計4回+1.0%利上げし、合計+5.25%となりました。

FRBは物価上昇率が落ち着いてきていて、雇用も増加ペースが緩んでいる為、2023年9月以降利上げは止まり、物価は落ち着きつつあり、雇用は堅調のため、利下げは遅れるだろうとの予想が増えています。

   アメリカ長期金利(10年国債)
2019年末 1.9%、2020年末 0.9%、2021年末 1.5%
2022年末 3.8%、2023年末 3.9% 
2024年4月5日 4.4%

長期金利は2020年に新型コロナによる景気後退で更に低下。3月に史上最低水準(0.5%)まで下落しましたが5月以降徐々に上昇。そしてFRBの金融緩和縮小報告により2021年9月から金利は上昇。

2022年2月上旬にはFRBの利上げ拡大予想により、2.0%台まで上昇したものの、下旬にロシアのウクライナ侵攻により一時下落。
3月下旬から再上昇し8月下旬にはFRB議長が「景気に影響しても物価高抑制のために利上げ拡大」と表明し、9月以降も利上げされたため長期金利は10月以降4%超え。
11月中旬以降は利上げ幅の縮小により3%台に下がったものの、物価上昇が収まらず年末は3.8%へ。

2023年は3月初旬に4%を超え、9月下旬からは4.5%を超え10月下旬には一時5%を超えました。
その後物価上昇が収まりつつあり、FRBの利上げ停止が予想され長期金利は低下し年末は3.9%。

★2024年4月5日時点で、政策金利に連動する3カ月物国債金利は5.4%2年物4.7%に対し、10年物国債金利は4.4%と、長期金利よりも短期金利が上回り”長短金利”の逆転状況(逆イールド)が起きていて、これが起きると1~2年以内に景気は悪化すると言われており、FRBの景気のかじ取りが厳しくなっています。

◆雇用の悪化は、消費の減退となり、景気悪化につながります。
アメリカは景気悪化となればすぐにレイオフ(一時帰休)しますので、経済状況を見るうえでもアメリカの雇用状況は最も重要な指標となります。

ところで、アメリカの労働状況はアメリカの労働省のホームページに詳しく書かれていて、これを見ると、アメリカらしい統計データが見ることができます。

それは、失業率を人種別に記載している点。
全体では、3.8%(男性3.7%、女性3.9%)としていますが、

・白人          ・・・  3.4%
・黒人、アフリカ系    ・・・  6.4%
・アジア系        ・・・  2.5%
・ヒスパニック、ラテン系 ・・・  4.5%

よく聞く話しですが、白人は雇用環境は良さそうです。
そしてアジア系も。

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代表 鈴木 聡

(略歴)
1960年生まれ
・FP資格を2000年に取得
・2007年に事務所設立
・お客様の気持ちに寄り添って、人生の夢の実現や家計の課題のアドバイスをしております。​

メディアへの出演、掲載

ラジオへの出演

FMラジオ「K-mix」番組「みんなの課外授業」 の水曜日の回に、2013年4月~6月毎週出演。

雑誌、新聞等への掲載

ファイナンシャルプランナーの立場で、様々な雑誌や新聞で執筆、監修。

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