浜松でファイナンシャルプランナーに相談するなら、生活する上でのリスクへの対応や住宅ローン、資産運用、相続対策、ライフプラン(キャッシュフロー表)の作成など、家計相談の総合窓口として一貫したサービスをご提供するふくろいFP-SERVICEへ。

〒437-0125 静岡県袋井市上山梨3-7-1                                       

営業時間

9:00〜18:00
(定休日:不定休)

お気軽にお問合せください

0538-49-2134

国民年金や厚生年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の、2022年度の運用実績が2023年7月7日に公表されました。
2023年3月末の運用資金は200.1兆円で昨年度末よりも3.5兆円の増加。

2014年10月にリスクの少ない国内債券を減らし、リスク資産である、国内株式や外国株式、外国債券への投資を増やす資産構成に変更されました
これにより、株価や為替レートによって収益も振れることになりましたが、2014年度~2022年度の9年間合計で72.9兆円、平均収益率は年5.5%を計上しました。

◆リーマンショックが起きた2008年度は、国内債券以外は全てマイナスの利回りとなり、収益額は-9.3兆円にもなりました。

しかし、2009年度は一転して、世界経済の回復期待から、国内、外国の株式が回復し、収益額は+9.2兆円。1年間で前年度のマイナスをほぼ吸収しましたが、2010年度は再びマイナスとなり、2011年度に+2.6兆円の収益となって、3年間でリーマンショックのインパクトは吸収。

そして2012年度は、11月中旬からのアベノミクスの効果で円安に向かい、国内株式が絶好調となって+11.2兆円の運用益となり、2013年度も引き続き円安と内外の株高により年間として10.2兆円の収益を獲得。

そして、運用資産の構成を積極化(リスク資産を増加)した2014年度は、株価上昇により15.3兆円を計上しましたが、2015年度はリスク資産の下落により-5.3兆円。

2016年度、トランプ大統領への期待から+7.9兆円。2017年度も引き続き好調な世界的な景気回復に支えられ、+10.1兆円。

2018年度は日米の株価が10月にリーマンショック以降の高値を付け好調だったものの、12月に一気に値下がり、年度として+2.4兆円。
2019年度も12月迄は好調を維持し9.5兆円の収益を計上しましたが、2020年に入り新型コロナの影響で2月以降一気に株価が下がり、1月~3月だけで-17.7兆円のマイナスとなり、年度として-8.2兆円。

しかし、2020年度はコロナ対策として世界的な金融緩和により株価が上昇し、年度として+37.8兆円。
2021年度は2021年内は内外の株式市場が好調で+5.4兆円。2022年度はウクライナ侵攻のリスク、物価高騰による欧米の利上げで株価下落、債券価格も下落し、2022年内は4資産ともにマイナスとなりましたが、2023年1月~3月で内外株式が堅調となり、年度としては+2.9兆円。

運用開始後の21年間の累計では108.4兆円。収益率は通算で年平均+3.6%

◆2022年度の各運用資産の収益率(利回り)は下記の通りです。
国内株式 ・・・+5.5%
外国株式 ・・・+1.8%
外国債券 ・・・-0.1%
国内債券 ・・・-1.7%

(参考) 資産構成の変化
        2014/3末 2015/3末  2023/3末 基本構成   
国内株式 ・・・ 16.5%   23.0%    24.5%   25%
外国株式 ・・・ 15.6%   21.9%    25.1%   25%
外国債券 ・・・ 11.1%   13.2%    24.1%   25%
国内債券 ・・・  55.4%     41.2%    26.3%     25%

※基本構成の比率は±6%~±8%程度の乖離は許容されています。
※各資産のベンチマーク(市場の平均値)との差は、-0.1%~+0.4%で、全体として-0.1%で運用しており、概ね市場の動きに沿った収益を上げています。

財務省が求める年金収益率は、名目4.0%で、賃金上昇率2.3%を引いて、実質1.7%を要求されています。

現在のポートフォリオでは、リスク(年間収益率のプレ幅)は12.3%と試算されていますので、95%の確率で1年間で、+28.6%~-20.6%の範囲で名目収益が期待されることを意味します。

※私の試算で過去20年間に国内外の株式・債券に4等分で運用した結果では、収益率+5.7%、リスク12.4%となっています。

年金保険料の運用積立額200.1兆円に対し、2022年度は年金会計へ3800億円納付。(年金支払いのために取り崩した)
ちなみに、2001年度~2022年度までに、年金会計へ累計17.9兆円を納付。

◆バランス型の運用ですが、リスク資産が半分を占めますので、運用管理者の責任も重くなります。

年金は数十年という長い期間で運用されていきますので、1年程度の運用成績で一喜一憂する必要は無いのですが、
将来私たちがもらう年金資産ですので、気になりますし、注目しています。

お問合せはこちら

ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当事務所では、各種ご相談・お問合せを承っております。
どうぞお気軽にお問合せください。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

0538-49-2134

FAX:0538-49-2134
営業時間:9:00~21:00(定休日:不定休)

お問合せはこちら

鈴木写真.JPG

お電話でのお問合せ

0538-49-2134

営業時間:9:00〜21:00
(定休日:不定休)

当事務所では、各種ご相談・お問合せを承っております。
どうぞお気軽にお問合せください。
代表 鈴木 聡

(略歴)
1960年生まれ
・FP資格を2000年に取得
・2007年に事務所設立
・お客様の気持ちに寄り添って、人生の夢の実現や家計の課題のアドバイスをしております。​

メディアへの出演、掲載

ラジオへの出演

FMラジオ「K-mix」番組「みんなの課外授業」 の水曜日の回に、2013年4月~6月毎週出演。

雑誌、新聞等への掲載

ファイナンシャルプランナーの立場で、様々な雑誌や新聞で執筆、監修。

事務所概要

業務エリア

浜松、磐田、袋井、掛川、
菊川、御前崎

0538-49-2134

0538-49-2134

fukuroi-fps@office.tnc.ne.jp

事務所紹介はこちら