浜松でファイナンシャルプランナーに相談するなら、生命保険や住宅ローン、資産運用、相続対策、ライフプラン(キャッシュフロー表)の作成など、家計相談の総合窓口として一貫したサービスをご提供するふくろいFP-SERVICEへ。
厚生労働省は3年に一度「患者調査」を実施し、様々な病気やケガで病院・診療所に入院してたり、通院している患者の人数や入院・通院日数や費用等を総合的に調べています。
最新データは2020年(令和2年)9月~10月に調査されたもの。
高齢化とともに医療費は増え続けて、2020年度は42.2兆円となりました。
尚、2020年度は新型コロナの影響で耳鼻科、呼吸器科の診療費が特に減り、前年比-1.4兆円、-3.2%となりました。
新型コロナへの感染を恐れ受診が減ったり、感染対策によりインフルエンザ等の感染症が減ったり、入院手術の延期があったり、コロナ対策で病棟の一部閉鎖などが影響しているようです。
※新型コロナの診療費はレセプトベースで1200億円となっていて、毎日ニュースとなった医療現場の混乱・逼迫と費用は別なのか?
※医療費:自己負担額ではなく、国全体としてかかっている金額
全ての病気・ケガの平均入院日数は32.3日。
前回調査の2017年の29.3日より3.0日(10.2%)長くなっています。
※入院者数は前回より7.7%減ったけれど入院日数は伸びた。これも新型コロナの影響でしょうか?
1990年調査では44.9日でしたので、30年間で12.6日短期化しました。
厚労省は医療費の抑制を図るため、入院期間の短期化を進めていて、病院の収入となる診療報酬にも、長期入院の報酬が相対的に少なくなるような設定をしています。
入院日数期間を確認すると、5日以内が4割、10日以内が6割、1カ月以内で8割と短期化しており、1カ月を超える入院は2割以下となっています。
◆一方で、入院中の診療費(食事療養費含む)を見ると、一日当たりの金額は増えています。
厚労省は毎年「社会医療診療行為別調査」を調査公表していて、診療行為別の診療報酬点数・・・つまり医療費が分かります。
「患者調査」と同じ調査年の2020年のデータでは、
1日当たりの入院診療報酬点数は2017年比1.4% 点数が増え、3446.6点となっています。
1点=10円換算すると、1日当たりの入院費用は34,446円となります。
平均入院日数は3年間で10.2%伸び、入院費用は1.4%増えていますので、「家を離れる日数が長くなり、費用も増えている」ことが分かります。
◆但し、私たちの負担も同様に増えているかと言うと、必ずしもそうではなくて・・・
健康保険の制度には「高額療養費制度」があり、健康保険が使える医療費であれば、暦上の1ヶ月における自己負担額に上限を設けて、国民の医療費負担を軽減する制度です。
現在は、70歳未満であれば、所得に応じて5段階に分かれています。
この制度は、入院・外来問わず使えますが、一旦窓口で3割負担額を支払って、後日申請することで3ヶ月程度のちに、差額が戻ってくる制度です。
尚、「限度額適用認定証」を健康保険組合等から診療を受ける前に入手し、病院に提出しておけば、窓口での支払いが高額療養費制度での負担で済みます。
ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当事務所では、各種ご相談・お問合せを承っております。
どうぞお気軽にお問合せください。
お気軽にお問合せください
お電話でのお問合せ
0538-49-2134
営業時間:9:00〜21:00
(定休日:不定休)
当事務所では、各種ご相談・お問合せを承っております。
どうぞお気軽にお問合せください。
代表 鈴木 聡
(略歴)
1960年生まれ
・FP資格を2000年に取得
・2007年に事務所設立
・お客様の気持ちに寄り添って、人生の夢の実現や家計の課題のアドバイスをしております。